よくある質問



 かんたんな質問

Q
家(すまい)について相談事があるのですが、大工工事なのか他の職人さんの工事なのかわかりません。
A
お気軽にお問い合わせください。大工工事でなければ、その工事に該当する信頼できる職人さんを紹介させていただきます。

Q
「ちょこっと仕事」とはどの程度のものから頼めるのですか?
A
大工がやれる仕事であれば、棚板一枚から取り付けますし、何か取れかかっている箇所があれば、留め直したりもします。
どんな小さな仕事でも結構ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

 職人について

Q

A


Q
職人というのは何となくイメージが悪いので、直接仕事を頼みづらいのですが…。
A
職人というのは確かに個性が強い人が多いかもしれません(自分を含めまして…)。
しかし、弊社に関係している職人はみな人間として礼儀と常識を持っていると思いますので、安心して仕事を依頼してくださればと思います。
また、何か気になる点がありましたときは改善につとめますので、遠慮なくご指摘いただければ、こちらも人間として成長させていただきます。

   


 木材などの自然素材について

Q
無垢の木は割れが入るのでイメージが良くないのですが…。
A
自然乾燥での割れは、木の繊維が分断される事はないので強度的に問題はありません。かつては、加工後の割れを防ぐために「背割り」と言って、あらかじめ木に割り込みを入れておくのが主流でしたが、木に強制的に背割りを入れることは木の繊維を無視することから強度的に弱くなるものとして、最近ではあまり用いられなくなりました。

Q
木材の他にはどんな自然素材があるのですか?
A
木材の他には、塗り物に漆喰や土壁、貼り物に石や紙、葺き物に瓦などがあります。

     


 木組みの家について

Q
木の家と木組みの家の違いは?
A
ここ数年の天然素材ブームや行政による県産木材の利用による補助金などの影響で、ハウスメーカーでも地域の材料をつかった「木の家」をアピールするところが増えてきました。しかし、それらほとんどのメーカーは地域の木を使うことを主とし、プレカットや補強金物に頼っている事がほとんどです。
木組みの家とは、大工が一本ずつ木の性質を読み、適材適所に木材を用いてつくり、長ホゾ、コミ栓、ハナ栓、ヤトイ、シャチなどといった木と木による相性の良い組み合わせ用いて、金物はあくまでも補強として必要最低限としたつくりです。
金物の使用は必要最低限ですが、もちろん一棟ずつ構造計算をし、現代の建築基準法にも適合したつくりになります。

Q
プレカットではなく手刻みでする意味は?
A
プレカットは工場製品。手刻みは手づくり品としてとらえてもらうのが最も簡単な解釈だと思います。
工場製品はたしかに品質が安定するかもしれません。しかし、ほとんどの場合は木の性質を見極めずに次々と加工するので、木の特性を活かしきることが難しいと思われます。また、丸太や太鼓梁といった特殊材、サイズの大きい大黒柱などの加工も難しく、結果的に構造として用いる事が困難です。
一方の手刻みは、職人が手作業で加工するため、技術レベルにより加工精度に関してはバラつきがあるかもしれませんが、木の使い方に関しては棟梁が一本ずつ適材適所へ用いるべく墨付けをして加工作業へと入ります。また、伝統的な墨付け・加工技術により、丸太などの特殊材や大黒柱も構造の一部として容易に用いることが可能です。

  


 建築費(工事費)について

Q
新築の坪単価はどのくらいですか?
A
他社とコストを比較する際に坪単価という数値が用いられますが、坪単価というものは、建築面積が小さければ高くなり、大きくなれば低くなります。また、坪単価は設備のグレードで大きく変わってきます。
基本プランがあるメーカーでは、その坪単価を基準として、追加はオプションというかたちで金額をプラスしていく考えが多いと思います。
しかしながら、私たちのような基本プランを持たない多くの大工や工務店は、一棟ごとにお客様の希望と予算を調整して建築費を算出するので、一概に「うちは坪単価○○円」だとは言えません。あえて言ってしまえば20万〜70万と坪単価の幅が広くなってしまい、比較する数値にはならなくなってしまうと思います。

Q
坪単価が比較できないと建築費が高いのか安いのか分からない…。
A
トージロー建築工匠では値段を宣言できない坪単価の代わりに、見積もりで「利益率」をはっきりと明示する方針としています。
「ものつくりの理念」のページ後半でも記したとおり、弊社の見積書・内訳明細書では材料費と工賃、諸経費の金額をできるだけストレートに記載し、それに対する利益率を明朗に記載することにしました。
つまりは、見積もりに小細工をしないので、本当にかかった工事費(材料・手間・諸経費)以外に粗利益として弊社がいくら儲けとして算出しているかをお施主様に明らかすることで、弊社の提示する利益率に納得してもらえるかどうかという判断で高いか安いかを判断していただきたいと思います。

Q
増改築や修繕、内装・家具など、新築以外の工事費はどのような値段になるのですか?
A
新築以外の工事においても、新築と同じように「材料費」+「工事費」+「諸経費」に弊社の「利益」を加えた計算になります。



 事業所について

Q
なぜ「トージロー」なのですか?
A
トージローは私の母親方の曽祖父である神野藤治郎(じんのとうじろう)の名前から由来しています。
曽祖父は近畿圏で宮大工をやっており、伊勢神宮の式年遷宮などにも携わっていたという話から、大工として技術をあやかりたいと思い名前をつかわせてもらいました。ちなみに、祖父も叔父も大工をやらなかったので曽祖父の使っていた道具はほとんど残っていませんでした…。

Q

A